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アガリクスの有用成分にβ(ベータ)-グルカンと呼ばれる成分があります
β-グルカンはカビやキノコなどの真菌類の細胞壁に含まれます
(アガリクスなどのキノコは野菜ではなく、カビと同じ真菌類です)
β-グルカンを人間や動物が飲むとどうなるか?
β-グルカンは体内には吸収されず、全身の免疫細胞の60%がいる腸管にまで届きます
腸管では免疫細胞が常に敵(細菌などの異物)が入ってこないかパトロールしています
(腸管で敵に備えている免疫細胞)
腸管で免疫細胞がβ-グルカン(カビの仲間)を見つけると、
敵が侵入してきたと勘違いして免疫細胞の攻撃スイッチがオン
腸管だけでなく、全身の免疫細胞が攻撃態勢に入ります
=免疫力が活性化
(実際にはβ-グルカンは人体や動物に対して無害です)
(免疫細胞がβ-グルカンを発見)
↓
(β-グルカンを免疫細胞が捕まえる)
↓
(β-グルカンを敵と勘違いして、攻撃態勢ON)
その結果、腸管のβ-グルカンだけでなく、
全身の敵(細菌やがん細胞など)を攻撃してくれます
(免疫細胞が腸管のβ-グルカンだけでなく全身の敵を攻撃)
このようにしてアガリクスは
健康を維持することで免疫力をサポートすると考えられています
PS.
アガリクスと同じ真菌類であるカビ(カンジダやマラセチアなど)のβ-グルカンの構造は似ています
腸管でアガリクスのβ-グルカンによって刺激された免疫細胞は
全身の細菌や異物などの敵を攻撃してくれますが、
特に、皮膚表面にいるカビなどのβ-グルカンを標的として攻撃すると考えられます
そのため、カビが原因となるマラセチアや皮膚糸状菌症には
アガリクスが特にオススメです
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