キングアガリクス100ペット用の生産・製造工程は
大きく3つに分けることができます。
ステップ① 堆肥の生産(モジ・ダス クルーゼス)
ステップ② キノコの栽培(マンチケーラ山地) ここまでがブラジル
ステップ③ 日本国内のGMP認証工場で製品化
このコラムでは
ステップ①,②キングアガリクスの栽培方法と日本に空輸されるまでをご紹介いたします
ステップ① 堆肥の生産
まず、はじめにアガリクスの栽培に必要となる堆肥(たいひ)の生産を行います。
私たちの堆肥工場は
ブラジル サンパウロから車で東に1時間ほど行った
モジ・ダス クルーゼスにあります。
独自の堆肥は
自然露地栽培に欠かせない非常に重要な要素の一つです。
左の写真は堆肥工場の責任者のオズマールです
オランダで開催される堆肥に関する国際学会にも数多く参加するなど、堆肥の専門家です。
原産地ブラジルをはじめ、日本などでも多くの生産者が自然露地栽培に挑戦してきましたが、太陽の光を浴びて育てる自然露地栽培は非常に難しくすべて失敗に終わりました。
オズマール達の永年の研究と試行錯誤の末に
独自の堆肥と菌株(キング・アガリクス21=KA21株)、この2つを合わせることで自然露地栽培が可能になりました。
自然露地栽培が可能となった独自の堆肥
25日間ほどかけて堆肥を作った後に、別に培養した種菌(キング・アガリクス21=KA21株)を混ぜ合わせます。
種菌と混ぜ合わせた堆肥は農場にあるマンチケーラ山地に運ばれます。
ステップ② キノコの栽培(マンチケーラ山地)
次のステップとなるキノコの自然露地栽培はサンパウロから北東に360㎞ほど行った
ブラジルの大自然が残るマンチケーラ山地で行われます。
マンチケーラ山地の農場で
どのようにして自然露地栽培が行われているかをご紹介いたします。
【自然露地栽培の方法】
①堆肥工場で種菌と混ぜた堆肥を、菌が成長するまでさらに20日間ほど寝かせます。
白く見えるのが成長したキノコの菌糸で、マッシュルームに似た匂いがします。
②土壌を安全性を確認後、畑を耕して、菌が成長した堆肥をうね床に植え付けます。
(この時点で堆肥作を作り始めてから45日間かかっています)
キングアガリクスを栽培前に
以前、農薬を使われた場所かどうか、周辺の工場などで土壌が汚染されていないか、
などを確認してから、完全無農薬で栽培されます。
農場では時々スコールのような激しい雨が降ります。
激しい雨からキノコを守ったり、日差しを調節するために
植え付けた堆肥の上に藁をかけています。
③収穫
うね床に堆肥を植え付けてから
23~25日経つとキノコが生えてきます。
堆肥作りから収穫に至るまで実に70日(2か月半)もの時間がかかります。
キノコの成長の様子を連続写真で撮影しました。
キノコが生え始めてから5~6日で
画面に入りきれないくらい大きく育ちました。
(右端にものさしを入れています。画像の縦幅で8㎝くらいです)
収獲は1本1本丁寧に手で行います。
ブラジルの大自然と太陽の恵みを
たっぷりと受けて育ったキングアガリクス。
上の写真は私ですが、顔と同じくらいまで大きく育ちます。
まさに『キング』の名にふさわしいアガリクスです。
④キノコの洗浄
収獲したアガリクスはその日のうちに洗浄・乾燥されます。
土がついている根っこの部分を削り取り、1本1本丁寧に洗浄します。
⑤キノコのスライスと乾燥
キングアガリクスは一般的なアガリクスに比べサイズが非常に大きいため
そのままのサイズだと乾燥が均一にかかりません。
そのため、バラバラにスライスをしてから12時間以上かけて温風で乾燥させます。
1㎏=1000gが75gになるまで乾燥させるため、栄養素が13倍に凝縮されます。
乾燥されたキノコは毎月、航空便で日本に出荷されます。
ステップ③ 日本に空輸されてから
キングアガリクスを栽培前に
以前、農薬を使われた場所かどうか、周辺の工場などで土壌が汚染されていないか、
などを確認してから、完全無農薬で栽培されます。
さらに、念のため、日本に輸入された段階で
残留農薬や重金属が含まれていないかを再度チェックされます。
※日本食品分析センターなどで残留農薬と重金属含有量を再度確認
安全性が確認された乾燥アガリクスは
日本国内の製薬会社とGMP認証*を取得したサプリメント工場で
衛生状態などの厳しい管理下で
人工添加物を一切使わず、キングアガリクス100%で製品化されます。
※GMP認証とは?
サプリメントなどの製品が、「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準です。異物混入などの恐れがなく、その製品の品質管理がしっかりと行われていることを保証しています。
日本国内の製造工程についてはコチラをご覧ください
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